新しく作った社内規程が、上位規程や法令とズレていないか AI にチェックさせてみた
改定したばかりの「情報セキュリティ管理規程」を、上位の基本規程・就業規則・個人情報保護法と突き合わせ。どの条文がどこと矛盾しているかを、根拠つきで AI に洗い出してもらいました。
公開前の健康食品LP原稿を、景品表示法(優良誤認・有利誤認・打消し表示)・薬機法・JARO自主基準と照合。NG表現を根拠の条番号つきで自動検出し、法務担当者の一次チェック工数を半日から15分に短縮しました。
「公開直前のLPに景表法違反の表現が残っていて、法務から差し戻しを食らった——」。マーケ・法務が連携して広告表現を審査する業務は、ひと言でいえばとにかく時間と手間がかかります。INDX Compliance で実際に試してみたところ、根拠の条番号つきで不適合表現を自動で洗い出せたので、その操作画面をそのままお見せします。
あるヘルスケア企業のマーケ部門では、新商品のLPやチラシを公開するたびに、法務部との往復が発生していました。景品表示法の優良誤認・有利誤認・打消し表示、薬機法の効能標ぼう規制、さらにJAROなどの業界自主基準——確認すべき視点が複数にまたがるうえ、どの表現がどの法令に抵触するかは、担当者の経験と解釈に大きく依存していました。
特に難しいのは、NGとなる根拠を一つひとつ示しながら差し戻しをしなければならない点です。「この表現は景表法5条1号に照らして優良誤認の疑いがある」といった条番号つきの説明を、法務担当者が手作業でまとめていました。公開1週間前に大幅な修正が入るたびに、デザイナーも制作会社も巻き込んで修羅場が繰り返されていました。
ぶつかっていた課題
まず、法律の知識がなくても使えるように設計されています。「このLP原稿が、景品表示法・薬機法・JAROの自主基準に引っかかる表現がないか、根拠の条番号つきで確認したい」と日常の言葉で入力しました。するとAIが、審査に必要な手順(観点・ステップ)を自動で組み立ててくれます。
あなたが入力した指示(自然文でOK)
「来月公開予定の健康食品LP原稿が、景品表示法(優良誤認・有利誤認・打消し表示)・薬機法・JAROの自主基準に引っかかる表現がないか、根拠の条番号つきで一次チェックしたい。」
審査対象の広告クリエイティブ
健康食品_LP原稿_v3.pdf
LP · 12p
チラシ原稿_A4両面.docx
チラシ · 2p
EC商品ページ_テキスト.txt
ECページ · —
01審査対象の広告原稿を取り込み
LP・チラシ原稿・EC商品ページのテキスト・画像(OCR)を取り込み、表現を抽出
02景表法・薬機法・業界基準と照合
優良誤認・有利誤認・打消し表示・薬機法効能表現・業界自主基準を観点ごとに判定
03根拠条文と自信度を検証
指摘した根拠(景表法条番号・薬機法条文・JAROガイドライン)が実在するか照合
04マーケ・法務による最終承認
要確認・不適合の表現だけを担当者に回し、修正依頼を記録
プログラミングも法律の専門知識も不要です。生成された手順は確認・修正でき、一度作れば次の案件でもそのまま使い回せます。チラシ用・EC用・SNS広告用と、媒体ごとに観点を調整したテンプレートも保存しておけます。
審査を実行すると、LP原稿の表現が一つひとつ、景表法・薬機法・業界自主基準のどの観点に照らして問題があるかを、AIが判定します。結果はこの1画面に集約されます。ポイントは、すべての判定に「景品表示法○条・薬機法○条」という根拠条番号が必ず添うこと。法務担当者がゼロから条文を調べる手間がなくなります。
景品表示法 / 薬機法 / 消費者庁ガイドライン / JARO自主基準 と照合
広告表現 景表法チェック
2026-04-26 実行 | 8 表現
3
適合
2
要確認
3
不適合
商品の品質等について、実際のものよりも著しく優良であると示す表示は、不当表示として禁止される(優良誤認)。
「体脂肪が消える」は合理的根拠のない効果を断言しており、優良誤認に該当する疑い。根拠資料の提出が必要。
今回AIが検出したのは、「飲むだけで体脂肪が消える」(景表法・優良誤認)、「免疫力を高め病気を予防します」(薬機法68条違反)、「業界最安値!他社比50%オフ」(景表法・有利誤認)の3件。どれも見逃すと行政指導・措置命令につながりかねない重大表現です。
AIが「適合」と判定した3表現は、根拠つきなので素通しで確認できます。人が頭を使うのは、不適合3件と要確認2件の、合わせて5件だけ。法務担当者はNG表現に修正指示を出し、マーケ担当者が修正した原稿を再審査して、最終的に「掲載可」を承認・確定しました。
最終レビュー(人が確定)
合理的根拠なく体脂肪消去を断言。景表法5条1号(優良誤認)に該当する疑い。「体脂肪を燃焼サポート」等の表現に修正し、根拠資料を添付すること。
打消し表示が視認困難(白文字)→ 文字サイズ・色変更を要求
口コミ★4.9は調査方法未記載 → 調査概要の追記を要求
人が見るのは要確認・不適合の5件だけ。適合した3表現は根拠つきで素通しでき、判断に集中できます。
監査ログ(改ざん不可)
8表現を審査(適合3 / 要確認2 / 不適合3)。景表法5条・薬機法68条・JAROガイドラインに基づく根拠条文を付与
hash d4a8…7c
「体脂肪が消える」「病気を予防します」「業界最安値50%オフ」の3件を法務へエスカレーション(修正依頼)
hash b2f1…0a
3件の不適合表現を削除・修正。「体脂肪を燃焼サポート」に変更後、AIで再審査→適合に変更
hash e7c3…5d
打消し表示2件に修正指示(文字サイズ・色変更)。対応完了後、全8件を承認・掲載可判定
hash a9b4…1f
一連の操作はすべて改ざんできない監査ログに記録されます。「いつ・誰が・何を根拠に・どう判断したか」がそのまま証跡になるので、万一、行政機関から合理的根拠の提示を求められた際にも対応できます。
法務担当者が案件ごとに半日〜丸1日かけていた広告表現の一次チェックが、15分で完了するようになりました。何より、公開直前の差し戻しゼロが実現し、制作スケジュールが読めるようになったことがマーケ・法務・制作チーム全員にとっての一番の成果でした。
1案件あたり(法務担当者)
景表法・薬機法の条文を即確認
適合3件は素通し
この事例のポイント
今回は健康食品LPの事例でしたが、INDX Compliance の使い方はどれも同じです。「ものさしになる法令・ガイドライン(景表法・薬機法・業界自主基準)」と「チェックしたい広告原稿」を渡し、根拠の条番号つきで突き合わせる。化粧品・医療機器・金融商品の広告、SNS投稿のコンプライアンスチェック——表現と法令の照合が発生するあらゆるクリエイティブに、同じ手順がそのまま使えます。
お手元の規程・契約書・申請書をお持ちいただければ、実際の判定画面でデモいたします。 閉域環境・オンプレ設置にも対応します。
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