ブログ料金FAQ

お電話: 03-6629-3846(平日 10:00–18:00)

活用事例マーケ法務景品表示法

LP・チラシ・EC商品ページの広告表現が景品表示法・薬機法に抵触しないか AI に一次審査させてみた

公開前の健康食品LP原稿を、景品表示法(優良誤認・有利誤認・打消し表示)・薬機法・JARO自主基準と照合。NG表現を根拠の条番号つきで自動検出し、法務担当者の一次チェック工数を半日から15分に短縮しました。

ININDX 編集部プロダクトチーム8分で読めます
広告審査用のLP印刷物、無地の商品ボトル、赤鉛筆、付箋が並ぶ机

「公開直前のLPに景表法違反の表現が残っていて、法務から差し戻しを食らった——」。マーケ・法務が連携して広告表現を審査する業務は、ひと言でいえばとにかく時間と手間がかかります。INDX Compliance で実際に試してみたところ、根拠の条番号つきで不適合表現を自動で洗い出せたので、その操作画面をそのままお見せします。

背景

「広告表現の景表法チェック」は、なぜ毎回大変なのか

あるヘルスケア企業のマーケ部門では、新商品のLPやチラシを公開するたびに、法務部との往復が発生していました。景品表示法の優良誤認・有利誤認・打消し表示、薬機法の効能標ぼう規制、さらにJAROなどの業界自主基準——確認すべき視点が複数にまたがるうえ、どの表現がどの法令に抵触するかは、担当者の経験と解釈に大きく依存していました。

特に難しいのは、NGとなる根拠を一つひとつ示しながら差し戻しをしなければならない点です。「この表現は景表法5条1号に照らして優良誤認の疑いがある」といった条番号つきの説明を、法務担当者が手作業でまとめていました。公開1週間前に大幅な修正が入るたびに、デザイナーも制作会社も巻き込んで修羅場が繰り返されていました。

ぶつかっていた課題

  • LP・チラシ・EC商品ページの表現確認に、法務担当者が1案件あたり半日〜丸1日を費やしていた
  • 「どの表現が・どの法令に・なぜ抵触するか」の根拠説明を手作業でまとめる必要があり、属人化が深刻だった
  • 公開直前に景表法・薬機法の違反表現が発覚し、制作のやり直し・スケジュール遅延が常態化していた
  • 打消し表示の視認性など、グレーゾーンの判定基準が担当者によってぶれ、同じ表現でも結果が変わることがあった
  • 薬機法の効能表現は特に見落とすと行政措置リスクがあるが、担当者の異動でノウハウが引き継がれなかった
01やってみた

「景表法・薬機法でチェックしたい」と伝えるだけ

まず、法律の知識がなくても使えるように設計されています。「このLP原稿が、景品表示法・薬機法・JAROの自主基準に引っかかる表現がないか、根拠の条番号つきで確認したい」と日常の言葉で入力しました。するとAIが、審査に必要な手順(観点・ステップ)を自動で組み立ててくれます。

app.indx-compliance.com/start/draft

あなたが入力した指示(自然文でOK)

「来月公開予定の健康食品LP原稿が、景品表示法(優良誤認・有利誤認・打消し表示)・薬機法・JAROの自主基準に引っかかる表現がないか、根拠の条番号つきで一次チェックしたい。」

AI が審査手順を自動生成draft · 4 ステップ

審査対象の広告クリエイティブ

健康食品_LP原稿_v3.pdf

LP · 12p

取込済

チラシ原稿_A4両面.docx

チラシ · 2p

取込済

EC商品ページ_テキスト.txt

ECページ ·

取込済
  1. 01審査対象の広告原稿を取り込み

    LP・チラシ原稿・EC商品ページのテキスト・画像(OCR)を取り込み、表現を抽出

  2. 02景表法・薬機法・業界基準と照合

    優良誤認・有利誤認・打消し表示・薬機法効能表現・業界自主基準を観点ごとに判定

  3. 03根拠条文と自信度を検証

    指摘した根拠(景表法条番号・薬機法条文・JAROガイドライン)が実在するか照合

  4. 04マーケ・法務による最終承認

    要確認・不適合の表現だけを担当者に回し、修正依頼を記録

画面①広告原稿のPDF・チラシ・ECページを取り込み、景表法・薬機法・業界自主基準の観点で審査するワークフローをAIが自動生成。どのファイルを対象にするかを確認して実行するだけ。

プログラミングも法律の専門知識も不要です。生成された手順は確認・修正でき、一度作れば次の案件でもそのまま使い回せます。チラシ用・EC用・SNS広告用と、媒体ごとに観点を調整したテンプレートも保存しておけます。

02やってみた

実行すると、表現ごとに「根拠の条番号つき」で適否が並ぶ

審査を実行すると、LP原稿の表現が一つひとつ、景表法・薬機法・業界自主基準のどの観点に照らして問題があるかを、AIが判定します。結果はこの1画面に集約されます。ポイントは、すべての判定に「景品表示法○条・薬機法○条」という根拠条番号が必ず添うこと。法務担当者がゼロから条文を調べる手間がなくなります。

app.indx-compliance.com/runs/run_kohyo-2026-04
広告審査健康食品LP原稿 v3

景品表示法 / 薬機法 / 消費者庁ガイドライン / JARO自主基準 と照合

広告表現 景表法チェック

2026-04-26 実行 | 8 表現

根拠つき

3

適合

2

要確認

3

不適合

適合 38%
  • 判定の根拠景品表示法 第5条第1号 §1

    商品の品質等について、実際のものよりも著しく優良であると示す表示は、不当表示として禁止される(優良誤認)。

    審査観点
    優良誤認
    照合した法令・基準
    景品表示法 第5条第1号
    条文との照合
    条文違反の疑い
    AIの信頼度
    93%

    「体脂肪が消える」は合理的根拠のない効果を断言しており、優良誤認に該当する疑い。根拠資料の提出が必要。

画面②適合3 / 要確認2 / 不適合3 を一覧で。各表現の横に「優良誤認/有利誤認/打消し表示/薬機法/業界自主基準」の観点ラベルが付く。行をタップすると、根拠条文のハイライトと指摘理由が展開します。

今回AIが検出したのは、「飲むだけで体脂肪が消える」(景表法・優良誤認)、「免疫力を高め病気を予防します」(薬機法68条違反)、「業界最安値!他社比50%オフ」(景表法・有利誤認)の3件。どれも見逃すと行政指導・措置命令につながりかねない重大表現です。

03やってみた

人は「要確認・不適合」だけ見て、修正指示を出して確定する

AIが「適合」と判定した3表現は、根拠つきなので素通しで確認できます。人が頭を使うのは、不適合3件と要確認2件の、合わせて5件だけ。法務担当者はNG表現に修正指示を出し、マーケ担当者が修正した原稿を再審査して、最終的に「掲載可」を承認・確定しました。

app.indx-compliance.com/runs/run_kohyo-2026-04/review

最終レビュー(人が確定)

不適合優良誤認「飲むだけで体脂肪が消える」

合理的根拠なく体脂肪消去を断言。景表法5条1号(優良誤認)に該当する疑い。「体脂肪を燃焼サポート」等の表現に修正し、根拠資料を添付すること。

打消し表示

打消し表示が視認困難(白文字)→ 文字サイズ・色変更を要求

業界自主基準

口コミ★4.9は調査方法未記載 → 調査概要の追記を要求

人が見るのは要確認・不適合の5件だけ。適合した3表現は根拠つきで素通しでき、判断に集中できます。

監査ログ(改ざん不可)

  1. 13:12AI

    8表現を審査(適合3 / 要確認2 / 不適合3)。景表法5条・薬機法68条・JAROガイドラインに基づく根拠条文を付与

    hash d4a8…7c

  2. 13:45マーケ部 広告担当 佐藤

    「体脂肪が消える」「病気を予防します」「業界最安値50%オフ」の3件を法務へエスカレーション(修正依頼)

    hash b2f1…0a

  3. 15:20法務部 鈴木

    3件の不適合表現を削除・修正。「体脂肪を燃焼サポート」に変更後、AIで再審査→適合に変更

    hash e7c3…5d

  4. 15:22法務部 鈴木

    打消し表示2件に修正指示(文字サイズ・色変更)。対応完了後、全8件を承認・掲載可判定

    hash a9b4…1f

画面③左:人が対処するのは不適合・要確認の表現のみ。差し戻し理由を記録して修正依頼できる。右:AIの審査から人の承認・修正指示まで、すべての操作が改ざん不可のログに自動で残る。

一連の操作はすべて改ざんできない監査ログに記録されます。「いつ・誰が・何を根拠に・どう判断したか」がそのまま証跡になるので、万一、行政機関から合理的根拠の提示を求められた際にも対応できます。

できたこと

結果:案件ごとに半日かかっていた一次審査が15分に

法務担当者が案件ごとに半日〜丸1日かけていた広告表現の一次チェックが、15分で完了するようになりました。何より、公開直前の差し戻しゼロが実現し、制作スケジュールが読めるようになったことがマーケ・法務・制作チーム全員にとっての一番の成果でした。

半日→15分
広告一次審査の工数

1案件あたり(法務担当者)

100%
判定に根拠条番号がついた割合

景表法・薬機法の条文を即確認

5件 / 8件
人が対処すべき表現に圧縮

適合3件は素通し

この事例のポイント

  • 審査の設定は自然な日本語の指示だけ。景表法・薬機法の知識がなくても操作できる。
  • すべての指摘に景表法・薬機法・JAROガイドラインの根拠条番号が添うので、差し戻し理由をゼロから調べる必要がない。
  • 人が見るのは要確認・不適合だけ。グレーゾーンの表現に集中でき、見落としも大幅に減る。
  • 操作・判断は改ざん不可のログに残り、行政機関への合理的根拠の説明にそのまま使える。
まとめ

LP・チラシ・EC——「広告の法令チェック」はすべて同じ形で

今回は健康食品LPの事例でしたが、INDX Compliance の使い方はどれも同じです。「ものさしになる法令・ガイドライン(景表法・薬機法・業界自主基準)」と「チェックしたい広告原稿」を渡し、根拠の条番号つきで突き合わせる。化粧品・医療機器・金融商品の広告、SNS投稿のコンプライアンスチェック——表現と法令の照合が発生するあらゆるクリエイティブに、同じ手順がそのまま使えます。

あなたの業務でも、まず1つの文書から試せます。

お手元の規程・契約書・申請書をお持ちいただければ、実際の判定画面でデモいたします。 閉域環境・オンプレ設置にも対応します。

ほかの活用事例

一覧を見る
活用事例
社内規程コンプライアンス部門ISO/Pマーク

新しく作った社内規程が、上位規程や法令とズレていないか AI にチェックさせてみた

改定したばかりの「情報セキュリティ管理規程」を、上位の基本規程・就業規則・個人情報保護法と突き合わせ。どの条文がどこと矛盾しているかを、根拠つきで AI に洗い出してもらいました。

規程レビュー 2週間 → 半日。見落としもゼロに
8読む
活用事例
知財部特許出願記載要件

特許出願前の明細書が、特許法の記載要件と社内ガイドラインを満たしているか AI にチェックさせてみた

出願直前の明細書を、特許法第36条の記載要件・特許庁の様式・自社の出願ガイドラインと突き合わせ。請求項のサポート要件や明確性の不備を、根拠つきで AI に洗い出してもらいました。

出願前チェック 3日 → 1時間。記載不備の差戻しを未然に防止
8読む
活用事例
製造品質保証部ISO 9001

ISO 9001 内部監査の事前点検を AI に任せてみた——品質マニュアルと手順書の抜けを先回りで

品質マニュアルと各部門の手順書が ISO 9001:2015 の箇条4〜10の要求事項を満たしているかを、内部監査の前に AI で一次点検。是正処置や内部監査の規定漏れを根拠つきで検出しました。

監査準備 1週間 → 2時間。要求事項の抜けを事前に可視化
8読む

製品資料 3 点セットを無料ダウンロード

無料DL