新しく作った社内規程が、上位規程や法令とズレていないか AI にチェックさせてみた
改定したばかりの「情報セキュリティ管理規程」を、上位の基本規程・就業規則・個人情報保護法と突き合わせ。どの条文がどこと矛盾しているかを、根拠つきで AI に洗い出してもらいました。
新規取引先を OFAC SDNリスト・国連/EU制裁リスト・国内反社DB・登記情報・信用調査レポートと横断照合し、取引可否を根拠つきで一次判定。UBO確認や定期更新チェックの自動化まで試しました。
「新しい取引先の反社チェックと与信確認、どこまでやれば十分なんだろう——」。 購買部門や法務部門が毎回頭を悩ませるこの問いを、INDX Compliance で実際に試してみました。 反社DB・OFAC 制裁リスト・登記情報・信用調査レポートを横断照合し、根拠つきで一次判定するまでの流れを本物の操作画面でご紹介します。
ある製造業の購買部門では、新規取引先や外部委託先が発生するたびに、反社会的勢力DB・OFAC制裁リスト・登記情報・信用調査レポートと手作業で突き合わせる作業が発生していました。照合先は複数のDBやリストに分散しており、 担当者が一つひとつブラウザを開いて確認する形でした。チェック漏れのリスクと、 膨大な確認工数の両方が慢性的な課題でした。
さらに難しいのは、チェックの観点が画一ではない点です。取引金額・委託内容・相手の規模によって、 確認すべき項目や深度は変わります。「どこまで確認すれば取引可否の根拠として十分か」の判断は担当者の経験と勘に委ねられており、担当が変わると水準がぶれていました。 また、取引開始後に制裁リストが更新された場合の定期チェックも、 属人的な手作業になっていました。
ぶつかっていた課題
まず、取引先の会社名・法人番号・代表者名・想定取引額を入力します。照合対象のデータベース(OFAC SDNリスト・国連/EU制裁リスト・反社DB・登記情報・信用調査)はチェックを入れて選ぶだけ。AIが「どの順番で・何をチェックするか」という照合手順を自動で組み立ててくれます。
取引先・委託先 デューデリジェンス設定
会社名
法人番号
代表者名
取引金額(想定)
01取引先・委託先の基本情報を入力
会社名・法人番号・代表者名・所在地・取引概要を入力し、照合対象DBを設定
02反社DB・制裁リストと自動照合
反社会的勢力データベース、OFAC SDN リスト、EU・国連制裁リストを横断検索
03与信情報・登記情報で実態を確認
信用調査レポート・登記簿情報と突き合わせ、財務健全性・実態を評価
04一次判定と根拠をまとめて出力
取引可否の一次判定を根拠つきで出力し、要確認は購買・法務担当へ
照合対象データベース(選択中)
一度設定した照合手順はテンプレートとして保存でき、次の取引先から同じ観点でワンクリック実行できます。 担当者が変わっても、チェックの水準が均一に保たれます。
実行すると、設定した7つの観点それぞれについて、AIが照合結果を「適合 / 要確認 / 不適合」で仕分けます。 ポイントは、すべての判定に「どのDBの・どの記載が根拠か」が必ず添うこと。 OFAC SDNリストや反社DBの照合なら「スクリーニングスコア」まで、 与信調査なら「調査レポートの評点と注記の引用」まで、 具体的な根拠が確認できます。
OFAC SDNリスト / 国連・EU制裁リスト / 反社会的勢力DB / 登記情報 / 信用調査レポート と照合
取引先デューデリジェンス チェック
2026-05-10 実行 | 7 観点
4
適合
3
要確認
0
不適合
信用調査機関による評点は、財務健全性・支払い履歴・経営安定性を総合し同業他社の平均を下回る水準(62点)にあり、与信設定に慎重な検討を要する旨の注記が付されている。
信用スコア62点で社内基準の70点を下回る。財務状況の詳細確認と与信枠の設定を要確認。
今回AIが検出したのは3件の要確認事項——与信スコアが社内基準(70点)を下回る62点であること、UBO(実質的支配者)の本人確認書類が未提出であること、そして代表者名で2024年の取引紛争記事が1件ヒットしたこと。どれも手作業の確認では見落とされやすいポイントです。制裁リスト(OFAC・国連・EU)との照合は4項目すべて「適合」で、スクリーニングスコアとともに根拠が記録されます。
制裁リスト照合で適合となった4件は、根拠スコアつきなのでそのまま通過できます。 法務・購買が頭を使うのは、与信スコア・UBO書類・ネガティブ記事の3件だけ。 担当者はそれぞれの内容を確認し、取引条件(年間上限1,200万円・3か月ごと定期照合)を付けて承認しました。
最終レビュー(人が確定)
信用調査スコア62点で基準を下回る。取引上限を年間1,200万円へ引き下げ、与信委員会に上申のうえ条件付きで承認。
定期更新チェックを自動スケジュール
制裁リスト更新・与信スコア変動・反社DB追加時は即時アラートを通知します。
人が判断するのは要確認3件だけ。適合4件は根拠つきで素通しでき、法務・購買の確認負荷を大幅に削減できます。
監査ログ(改ざん不可)
7観点を照合(適合4 / 要確認3 / 不適合0)。与信スコア62点・UBO書類未提出・ネガティブ記事1件を検出
hash c4a1…3f
与信スコア低下について信用調査レポート詳細を確認。取引額を年間2,400万円→1,200万円へ引き下げることで与信委員会へ上申
hash e7d3…b2
代表者のネガティブ記事(2024年取引紛争)を精査。内容は民事和解済みであり取引リスクなしと判断
hash a9f5…11
取引先へUBO本人確認書類の提出を依頼。提出後に制裁リスト照合を追加実施し最終承認
hash b2c8…7e
与信委員会にて取引条件(年間上限1,200万円・3か月ごと定期更新チェック)を承認・確定
hash d6e0…4a
一連の判断はすべて改ざんできない監査ログに記録されます。 「いつ・誰が・どの根拠で・どの条件で取引を承認したか」が後から完全にたどれるので、 内部監査や行政調査での説明もそのまま使えます。 また、定期更新チェックのスケジュールを同じ画面で設定でき、 3か月後に自動で同じ観点の再照合が走ります。
7つの照合観点(OFAC・国連・EU制裁リスト / 反社DB / 登記情報 / 信用調査 / UBO / ネガティブメディア)を 横断して一次確認する作業が、30分以内で完了するようになりました。見落としがちなUBO書類の確認漏れや与信スコアの低下も、 AIが一次フラグとして検出できるため、担当者は判断に集中できます。 また、定期更新チェックの自動化により、取引開始後の管理漏れもゼロになりました。
7観点横断照合〜一次判定まで
DBの引用・スコアを即確認
3か月ごとに再照合がスケジュール
この事例のポイント
今回は新規取引先のデューデリジェンスの事例でしたが、INDX Compliance の使い方はどれも同じです。「ものさしになるDB・基準(制裁リスト・社内与信規程・法令)」と「確認したい対象(取引先・委託先)」を渡し、根拠つきで突き合わせる。委託先の定期的な反社チェック、与信枠の更新審査、輸出規制のスクリーニング——ルールとの照合が発生するあらゆる業務に、同じ仕組みがそのまま使えます。
お手元の規程・契約書・申請書をお持ちいただければ、実際の判定画面でデモいたします。 閉域環境・オンプレ設置にも対応します。
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